十勝川 (150)| 北海道|ニジマス アメマス イトウ ヤマメ|ストリーマ|  水温:3℃ 水量:平水 魚影:不明 釣行範囲:50m程度 釣法:フライ(ストリーマー) 釣果:1匹 感想:昨日降った雪のおかげで、また冬に戻った感がある。 ショップの人から、芽室方面の方が比較的、濁りが入っていないので、釣りにはなるよと言われたので、芽室方面に向かう。 11:45、ポイントについて川をみると、ショップの人が言うとおり、川に濁りは入っておらず一安心。 ポイント周辺は、流れは強そうだが、深場もあり、大物がいそうな雰囲気が漂う。 さっそく、降海する鮭の稚魚を模したストリーマを上流より送り込む。 しかし、1時間以上たっても、まったく当たりがない。 その後、下流に移動しつつ、フライを流すもやはり反応が無く、あきらめと焦りが入り交じった気持ちになる。 14:00、それでも気持ちを持ち直し、新たなポイントに入り、数投目に、ガツン!という、強烈な当たりが!! ロッドを上げると同時に、川面に魚体が跳ねる。 心の中で、慌てるなと言いつつ、魚の動きにあわせ、自分も下流側に移動する。 無理に引っ張ってラインブレイクするのがいやなので、魚が弱まるのをじっと待つ。 それでも、頭を振ったり、体をくねらせたりして抵抗する。 腕にかかる重さが、大きさを物語る。 やがて、下流の浅瀬が近づてきた時、流芯にいた魚体が、岸に寄ってきた。 ネットに入れようと近づけば、また走られる恐れがあったので、思い切って岸に上げることにし、タイミングを計る。 引く力が弱まった瞬間、ラインをたぐり、岸に上げる。 急いで、サイズを測ると43p。 厳しい冬を過ごしてきたとは思えない程、まるまると太ったニジマスであった。 北海道にきたら川で40pオーバーのニジマスを釣りたいと思っていた夢が叶った瞬間であった。 興奮を抑えつつ、急いで写真を撮り、丁寧にリリース。 当初はヨレヨレとしていたが、すごいスピードで流芯に戻っていった。 その後フライやポイントを変えるも、当たりは無く、雪も本降りになってきたので、15:30頃、納竿。 あの重さと駆け引きは今思い出しても、ニヤリとしてしまう体験であった。
登録年月日:2007/04/15(Sun) 21:34:46 更新年月日: |